事業の背景と必要性

加齢に伴い、手足の筋肉が衰えるのと同じように、食べる機能も徐々に衰えてきます

肺炎は高齢者の死亡原因第3位で、年々増加傾向。その大部分は飲みこみが原因による誤嚥性肺炎と言われています。(平成28年時点)

出所:平成27年人口動態統計月報年計(概数)の概況/厚労省

高齢者の食べる機能の変化と摂食嚥下障害

飲み込む筋肉の
筋力低下
舌・喉などの動きが 弱く、ゆっくりになる
飲み込めない
むせる
歯が抜ける
咀嚼力低下
噛みにくい
口の中に食べ物が残る
噛めない
食べ物を
まとめられない
唾液減少 味がわからない
口が汚れる
食べ物を
まとめられない
姿勢変化 猫背になって頭を支えるのが大変になる
飲み込めない
むせる

脱水・低栄養・窒息・誤嚥性肺炎

特に、口や喉の筋肉をあまり使わず、首や胸のまわりの筋肉の柔軟性が失われると…

  • 食べる機能が弱くなる
  • 気管に入りそうになった食べ物を吐きだしにくくなり、肺炎などを起こしやすくなる

食べる機能の衰えを予防し、
兆候に早めに気づいて対応することが大切です。