食べる機能は衰える
食べることは人生において誰にとっても楽しいことですね。
でも年齢を重ねていくと、足などの筋肉と同じように、口腔・咽頭周りの筋肉も衰え始め、むせやすくなったり、飲みこみづらいなど、食べたり、飲み込んだりする機能(食べる力)が衰えてきます。
ところが、食べる行為が、日常的に無意識に当たり前のように行えていることから、多少のむせや飲み込みづらさなどがあっても、食べる力の衰えの兆候と捉えず、歳だからとあまり気にしない方が少なくありません。
放っておくと、大変なことに!
何も対処しないでそのまま食べる力の衰えが進むと、やわらかい、飲み込みやすい食材に偏った食事や、食べづらさから食事量が減ったりして、低栄養状態に陥る危険性がでてきます。そして体力が低下して、外出や会話をすることも億劫になり、人と接しない閉じこもる生活を続けてしまうようになり、食欲の減退や運動器機能の低下にもつながっていきます。
食べる力の衰えから全身状態の悪化が始まると言っても過言ではありません。
また誤嚥性肺炎や、のどに食べ物が詰まっておこる窒息事故、脱水といった、命の危機に直結する事態を招くことにもなりかねません。誤嚥性肺炎は誤嚥したからといって、すぐになるものではありませんが、何度も誤嚥することでリスクが高まるので、誤嚥予防しながら、誤嚥しても防御できる力をつけることが大切なのです。
楽しく続けられる体操で食べる力を鍛えよう
そこで誰もが誤嚥などの食べる機能に関する正しい知識を学んで、自分の食べる機能状態を理解して、機能の維持や低下予防に努めることが必要になってきます。
日々の生活に体操などを取り入れて毎日続けていくのがベストですが、単調な訓練だとなかなか続けていくことが難しいのが現実です。そこで、今までにないような、思わず口ずさみ、カラダを動かしたくなるえんげ体操を作りました。そこには嚥下に精通した医師や機能回復訓練、音楽づくりなどの専門家の知恵と技が詰まっています。
楽しくて繰り返し行えるので、着実にカラダの変化を感じるのが嬉しくて、次々に体操をクリアしていくことが喜びになり、全国各地で大人気です!
生涯にわたって安全に安心して食事を美味しく楽しむためのカラダづくりをご紹介します。
最近、むせたり、飲み込みづらさを感じたりすることはありませんか?
もしかしたら食べる機能が衰えているかもしれません。
自分の食べたり、飲み込んだりする機能の状態を知ることは予防や改善への一歩です。
ときどきチェックしてみましょう。
こんな症状はでていませんか?あなたの食べる力をチェック!
えんげちゃんダンスを早速はじめてみましょう。
DVDを見ながらカラダの動きを真似します。
慣れてきたら、動きのポイントを意識したり、しっかり口を開いて声も出してみましょう。
いろいろなえんげちゃんダンスに挑戦するのも楽しいですよ。
また読本やテキストを使って、誤嚥などの食べる機能に関する正しい知識を知っておくことも予防行動を取るために大切です。
えんげちゃんダンスの効果
えんげちゃんダンスをやってみる
えんげや誤嚥について理解する
日頃の生活の中で習慣化すると、続けやすくなります。
一日の始まりの合図として、お食事前の準備体操として・・・是非取り入れてみてください。
終わったら、えんげちゃんカレンダーにはなまるシールをペタリ!シールを貼るのが楽しみになるそうですよ。
思い立ったらいつでも気軽に行えるのは利点ですが、みんなで一緒に行うのも楽しく続けていくコツです。
ご近所さんやお友だち、サークル仲間やデイサービス、町の行事やお祭りなど事あるごとに活用してみてください。
えんげちゃんカレンダーで続けることを習慣に
みんなで一緒に楽しく誤嚥予防
日頃の生活の中で気をつけるポイントを知っておくと、誤嚥を防ぐことにつながります。
安心して安全に食べるための心がけや正しい食事の姿勢など見直してみましょう。
できるだけ誤嚥しないために
食べる力に合わせた調理の工夫
食べることは単に栄養補給というだけでなく、かけがいのない人生の大きな楽しみの一つです。
生涯にわたって好きなものを美味しく味わうためにも「食べる機能は加齢とともに衰える」ことを意識して、しっかり維持していくためのカラダづくりも忘れずにしていきましょう。
\ あなたの食べる力、飲み込む力を応援します。 /
食べる力は誰でも衰えていきますが、一生守っていきたい「食べること」「飲み込むこと」。
えんげちゃんカリキュラムには楽しいプログラムが満載です!
日常生活に取り入れて
安全に美味しい食事ができるカラダを保ちましょう。