摂食嚥下機能低下が疑われる症状
「飲み込みづらい」、「むせる」が典型的な症状ですが、明らかな訴えがない場合や本人が気づいていない場合も数多くあります。家族や周りの方々の気づきもとても大切です。
飲食の様子や、以下のような症状がでていないか、注意して観察してみましょう。
チェックリストを利用するのもよいことです。
家族や周りが注意するポイント
- 夜間の咳
- 繰り返す発熱
- 体重の減少
自分で自覚できる症状
- 固いものが食べにくくなってきた
- お茶や汁物等でむせるようになった
- 口の乾きが気になる
低栄養かどうかを知る
高齢になると摂食嚥下機能の衰えから偏食になりやすく、1回あたりの食事量が少なくなることで栄養が不足しがちになります。以下のような症状があれば、低栄養かもしれません。
日頃から意識的に注意しておく必要があります。
食べる力チェック
自分の摂食嚥下機能の状態を知ることは予防や改善への一歩です。
チェックリストで一つでも該当するものがあれば、かかりつけ医や専門職へ相談し、放置したままにしないことが大切です。
=留意点