~食べる楽しみいつまでも~誤嚥ゼロのまちづくり「はっぴぃごくんプロジェクト」

飲み込み110番

withコロナ時代の嚥下体操(4)~高齢者が健康を維持するために~

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年が明けても新型コロナウィルス感染拡大が続き、10都府県では緊急事態宣言が延長されました。
人が多く集まる場所を避けるために、高齢者の方々がいつも通っていた教室や集まりの場へ参加することをやめて、外出や社会的交流の機会が大きく減ったことで、孤独感や活動量の低下が日常化しており、健康への影響が出始めています。
「動かないこと(生活不活発)」は身体や脳の動きを衰えさせ、生活動作が行いにくくなったり、疲れやすくなったりして、フレイル(虚弱)が進んできます。

高齢者にとって、長引くコロナ禍でいかに健康を維持していくかがとても重要な行動になります。
そこで・・・

自宅で健康を維持するためのポイント

健康を維持するため、次のことを意識して日常生活を送りましょう。

<運動>
「動かない」(生活が不活発な)状態が続くことにより、心身の機能が低下して「動けなくなる」ことが懸念されます。また、転倒などを予防するためにも、日頃からの運動が大切です。

  • 人混みを避けて、一人や限られた人数で散歩をする。
  • 家の中や庭などでできる運動(えんげちゃん体操、スクワットなど)を行う。
  • 家事(庭いじりや片付け、立位を保持した調理など)や農作業等で身体を動かす。
  • 座っている時間を減らし、足踏みをするなど身体を動かす。

<栄養・口腔>
低栄養を予防し、免疫力を低下させないために、しっかり栄養をとることやお口の健康を保つことが大切です。

  • 3食欠かさずバランスよく食べて、規則正しい生活を心がける。
  • 毎食後、寝る前に歯磨きする。
  • しっかり噛んで食べる、一人で歌の練習をする、早口言葉を言うなど、お口周りの筋肉を保つ。→えんげちゃん体操が効果的です。

<人との交流>
孤独を防ぎ、心身の健康を保つために、人との交流や助け合いが大切です。

  • 家族や友人と電話で話す。
  • 家族や友人と手紙やメール、SNSなどを活用し交流する。
  • 買い物や移動など困ったときに助けを呼べる相手を考えておく。

(参考;令和2年3月27日厚生労働省老健局振興課老人保健課発出事務連絡 「高齢者が居宅において健康を維持するための留意事項」)

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